DjangoWebアプリ開発(はじめてのWebアプリ)

本レッスンのゴール
- ChromeなどのブラウザにURLを打ち込み、アクセスするとブラウザに文字が表示される。
前提条件
- Djangoプロジェクトを作成済みである事
Djangoプロジェクトの作成方法については、以下をご参照ください。
全体の流れ
以下の流れで進めます。
- アプリ作成の足場作り
- Viewの実装
- ルーティングの実装
- 動作確認
作業
1. アプリ作成の足場作り
以下、PyCharmを使うものとして説明を進めます。
PyCharmでプロジェクトルートディレクトリ(manage.pyがあるディレクトリ)を開き
PyCharmのTerminalで以下のコマンドを実行します。
$ python manage.py startapp myapp
myappはアプリ名で、自由に設定出来ます。ここでは、myappとして解説を進めます。
myappディレクトリ以下に、以下のようにディレクトリとファイルが生成されていれば、
アプリ作成の足場作りは完了です。

2. Viewの実装
次に、ブラウザから何らかのURLでアクセスした時に、画面に文字を表示する機能を実装します。
myappディレクトリ直下のview.pyファイルに、以下の内容を記述します。
from django.http import HttpResponse def index(request): return HttpResponse("test")
3. ルーティングの実装
このままでは、先ほど実装したViewに対してどういったURLでアクセスすれば良いのかわかりません。
そこで次に、ルーティングの実装を行います。
ルーティングとは、URLとViewの紐付けを定義する事です。
たとえば、http://localhost/というURLのアクセスに対して、
先ほど実装したindex(request)メソッドで定義したViewを表示する、
といった事を定義します。
まず、アプリケーション用のルーティング定義ファイルを作成します。
下図のように、myappディレクトリ直下に、urls.pyという名前でPythonファイルを新規に作成します。
作成したurls.pyファイルに、以下のコードを記述します。
from django.urls import path from . import views urlpatterns = [ path('', views.index, name='index'), ]
最後に、先ほど実装したurl.pyがサーバー起動時に読み込まれるように、
プロジェクト直下のurls.pyファイルに、先ほど定義したurls.pyへのPathを追加します。
from django.contrib import admin from django.urls import include, path urlpatterns = [ path('myapp/', include('myapp.urls')), path('admin/', admin.site.urls), ]
以上で、ルーティングの実装は完了です。
4. 動作確認
続いてPyCharmのTerminalにて以下のコマンドを実行し、
Django組み込みのテスト用サーバーを起動します。
$ cd mysite $ python manage.py runserver
ブラウザを起動してhttp://127.0.0.1:8000/myappにアクセスし、
以下のような画面が表示されれば、動作確認完了です。
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